2018.10.11
矯正治療と親知らずの関わり
こんにちは、洛西口浅井歯科です^^
安定しない気候が続きましたが、ようやく秋らしくなってきましたね。
読書の秋、スポーツの秋…私は断然食欲の秋ですね!
私自身1年前に矯正を終え、
矯正をしていた頃は何かとお食事も痛かったり噛みにくかったりで美味しく感じられない時期もありましたが、
今年は矯正装置も外れてスッキリしたのでモリモリ食欲の秋を満喫できそうです^^
さて、今回は矯正治療とは一見関わりがなさそうな、
【親知らず】
についてお話したいと思います。
必ずしも生えてくるとは限らない親知らず。
通常は上下左右4本生えてくるものですが、下にしかなかったり、1本もなかったり個人差があります。
その親知らずも、まっすぐ素直に生えてきてくれれば問題ないのですが、
顎の大きさと歯並び・歯の大きさ等のバランスが取れていないと、途端に厄介になってくるのが親知らずです。
【埋伏歯・半埋伏歯】
耳にしたことがあるでしょうか。
これは、親知らずが生えるスペースがなく、骨の中に完全に埋まった状態・もしくわ半分だけ中途半端に生えている状態の事です。
半分だけ顔を出しているような状態は、清掃不良になりやすく大変菌が溜まりやすいため、
虫歯のリスクを高めたり免疫力が低下した際に急に腫れてくる原因になります。
では、矯正治療とはどのように関わりがあるのでしょうか…
それは、
『歯を押してくる』
という事です。
親知らずは骨の中に埋まっていても、生えてこようとする力が働いています。
つまり、矯正治療中にとどまらず、矯正治療を終え綺麗に歯が並んだ後も、その力が働き続けると…
せっかく整った歯並びが親知らずに押されて、
またガタガタになる可能性がある!…ということです。
必ずしも抜歯しないといけないというわけではないですが、リスクがあることに変わりはありません。
親知らずが中途半端に生えてきたり、埋まっているような場合は、先生と十分相談するのがいいでしょう。
綺麗に並んだ歯並びを維持できるよう、スタッフ一同サポートいたします!^^ ♪