2019.06.21
抜歯矯正と非抜歯矯正について
こんにちは!洛西口浅井歯科医院スタッフです。
最近は梅雨そっちのけで気温が上昇してきていますね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいと思いますのでお気を付けください。
矯正を進めるにあたり、抜歯する必要があるか否か悩まれる方もいらっしゃると思います。
もちろんどちらにもメリット、デメリットがありますが、
先生にそう言われたから・・・と即決してしまう前に一度ご自身で考えてみてくださいね。
まずは抜歯をすることのメリットですが、
見た目をきれいに整えるためのスペースが足りない場合、
スペース確保のために抜歯をします。
そのため、適切なスペースの中で残った歯が綺麗に並びます。
デメリットとしては、抜いてしまったら歯は二度と元には戻りません。
長い将来を見据えて、ご自身の歯を一本でも多く残したいとお考えであれば
残しておいてもいいと思います。
が、やはり抜歯した場合と比べると見た目の良さは劣ります。
症例によっては、抜歯をしないと矯正が全く進まないケースがあることは事実です。
あとは、抜いた後の痛みに個人差が出ることや、
どの歯にも起こりうる症状としてドライソケットというものがあります。
これは抜歯したあとも血液が固まらず、穴が塞がらないせいで骨がむき出しになることです。
ドライソケットになってしまった場合、かなりの痛みを伴います。
これは矯正のための抜歯に限らず、どんな抜歯でも起こる可能性があります。
それともう一つ重要なことは、
矯正治療による抜歯を便宜抜歯とよび、
便宜抜歯は保険診療外だということです。
なので虫歯による抜歯などと比べると高額になりますので、
気になる方は事前に聞いておくことをおすすめします。
デメリットの方が多いのでは、と心配される方もいらっしゃると思います。
ですがそういうわけではなく、
まずは抜いてしまう前にある程度の知識を!とお伝えしたいのです。
もちろん抜歯が必要ない方も沢山いらっしゃいますし、
抜歯矯正をしてよかった!と矯正を終えている方も沢山いらっしゃいます。
まずはご自身で何が優先か?を考えてみてください。
もし相談、質問したいことがありましたらお気軽にお尋ね下さいね。