2020.03.05
デメリットがいっぱい!口呼吸のリスク
こんにちは。上桂浅井歯科です。
今日は「口呼吸」についてお話ししていきます。
矯正と口呼吸、どんな関係があるのか、他にどんな影響があるのか簡単に説明します。
ご飯を食べている時、寝ている時でさえも私たちが毎日当たり前のように続けている呼吸には
「鼻呼吸」と「口呼吸」の2種類があります。
口呼吸を長く続けると、虫歯や歯周病になりやすくなるだけでなく、歯並びが悪くなってしまったり、
風邪をひきやすくなど全身にまで悪い影響をもたらしてしまいます。
口呼吸が引き起こすトラブルとは?
*いびきや睡眠時無呼吸症候群が起きやすくなる
口呼吸の方は睡眠時も鼻で呼吸ができない場合が多く、舌の奥が喉に落ちて気道を塞ぎます。この結果いびきや
睡眠時無呼吸症候群になります。酸素吸入量も少ないので睡眠の質も悪化し、日常の疲労が抜けにくくなったりも
します。
*虫歯や歯周病、口臭の原因になる
唾液には食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ働きがあります。しかし、口呼吸になると唾液の分泌が
追いつかず口が常に乾いて、食べかすなどが十分に洗い流されず、汚れた場所が虫歯菌や歯周病菌の温床となって、
口臭をさらに強くしてしまいます。
*風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
鼻には鼻線毛があり外から入った異物が入るのを防ぎ。空気を浄化してくれています。口呼吸を行うと細菌や
ウイルスがそのまま体内に入ってしまう為風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
*歯並びや口の形が悪くなる
歯が正しい位置に並ぶには、唇や舌から一定の力を受けることが必要です。口が常に開いていると歯が唇から受ける力が
弱くなる一方、舌から受ける力が強くなり、顎や歯が前に追い出され出っ歯や受け口といった歯並びや骨格の異常を
引き起こします。
いかがでしょうか?
口呼吸は幼い頃からクセでなってしまっている人も多いこともあります。
実際、矯正で来られる方にも口呼吸の方はたくさんおられます。
口呼吸は矯正で治療できる場合もありますので、一度矯正相談にいらしてください〜。