2021.03.18
歯並びを悪くする癖や習慣について
歯並びを悪くする癖や習慣について紹介したいと思います。
◎指しゃぶり
指しゃぶりは、指で上下の咬み合わせを悪くする状態になるほか、上の前歯を裏から押し続けることになるため、開咬や上顎前突を引き起こしやすくなります。
◎舌の癖
常に舌で前歯を押し出したり、食べ物を飲み込むときに舌を出したりする癖を舌癖と言います。舌癖は前歯の歯並びに悪影響を及ぼします。
◎口呼吸
慢性的な鼻炎などで鼻がつまり口呼吸が習慣化すると、常に口が開いた状態になり、顔面の筋肉や骨格、咬み合わせに悪影響を及ぼします。
◎片咬み
食べ物を噛む歯が片方に偏っていると、顔の歪みや変形を引き起こすことがあります。
◎爪噛み・唇噛み
爪や唇を咬む癖は、歯や歯ぐきに大きな負担になります。不自然な顎の動きが習慣化して、顎関節に悪影響を及ぼします。
◎頬杖
頬杖は、人間の身体の中でももっとも重い頭部を顎で支える行為。重みが一点に集中することで、顎が変形してしまうことがあります。
◎うつ伏せ寝・横向き寝
うつ伏せや横向きの状態で寝ていると、顎の骨に負担がかかります。長時間の睡眠となるとその影響は少なくありません。
◎早食い・丸飲み
よく噛むことは、顎の正常な発達に大きな役割を果たします。しかし、やわらかい食品が多くなったことで、よく噛む習慣は薄れつつあります。顎の成長のためにもよく噛むことが重要です。
これらの事が原因で歯並びを悪くさせてしまいます。
当てはまる物がひとつでもあれば意識的に改善できるよう心がけましょう。