2020.02.06
歯の並びを悪くする悪習慣について
こんにちは、上桂の浅井歯科医院です。
お子さんの歯並びの良し悪しは遺伝もありますが、生活習慣が大きく関わっています。
今回は、歯の並びを悪くする悪習慣についてお話しさせていただきたいと思います。
生活する中で気をつけていただきたいこと・・・
●お口周りの悪い癖
口呼吸の癖があるお子さんはいつも口を開けているため、歯を唇で押さえる力が弱くなり、
出っ歯やすきっ歯、受け口を引き起こしやすくなります。
この他に、
前歯で下唇を噛む、舌で歯を押す、頬杖をつく
などの癖は、どれも歯や顎の正しい成長を妨げるので注意が必要です。
●日頃の姿勢が顎の形を決める
猫背のお子さんや、首がガクッと前に出て、下の顎が下がり、口がぽかんとあいたような脱力姿勢の
お子さんが増えてきているようです。
他にも首が左右どちらかに傾いているお子さんもいますが、このような姿勢の悪さは、
顎の形と非常に深く関わっているので気をつけたほうが良いです。
食事中に気をつけていただきたいこと・・・
●しっかり噛んで食事を
近年の子供の食事は、柔らかいものが中心となっている傾向にあります。
しっかり噛まなくても食べられるメニューが増えているため、
顎の成長が十分に発達せず顎が小さくなってしまい歯が綺麗に並ぶスペースが足りなくなって、
歯並びが悪くなってしまいます。
●食事中の姿勢に注意
食事中に足がブラブラしていると、噛む力が弱くなることがわかっています。
また、足を崩して食事をしていると、体の軸がスレた状態で噛むことになるので、
顎の発育に悪影響が出的ます。
出来るだけ正しい姿勢で食事をしましょう
気になる事があればご相談下さい。