顎間ゴムの必要性| 歯並び矯正の豆知識

矯正ブログ

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2022.03.22

顎間ゴムの必要性

こんにちは!!

洛西口浅井歯科医院です😃

 

少しづつ暖かくなり春らしさが感じられる頃となりましたが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか🌸

 

今回は顎間ゴムについてお話します🦷

 

顎間ゴムとは「ゴムかけ」や「エラスティックゴム」と

呼ばれることもあり矯正治療に使用されるものです。

 

〈使用する目的〉

ゴムを引っ張り合う力を利用して噛み合わせを整えたり

顎のずれを改善したり歯を移動したりする為に行います。

そのため、歯がある程度 噛み合わせを整える段階

(矯正治療の中盤から後半)で行われるのがほとんどです。

 

顎間ゴムには様々な種類のゴムがあるのでご紹介していきます🌟

 

上の歯が前に出ている上顎前突の方。

つまり、出っ歯を矯正する時に使用されるゴムかけです。

一般的には上は犬歯付近、下は第一大臼歯付近に

フックを取り付けてゴムをかけます。

 

反対咬合の方に使用します。

反対咬合とは前歯の噛み合わせが

上下逆になっている(受け口)と呼ばれる状態の事です。

ゴムの位置は下は犬歯付近、上は第一大臼歯付近に

フックを取り付けてゴムをかけます。

2級ゴムの逆に取り付けるようなイメージです。

 

噛み合わせが左右にずれているすれ違い咬合を矯正する時に

使用されるゴムのかけ方です。

掛け方は上下で同じ歯の表側と裏側にフックを

取り付けて歯の噛む面をクロスするようにゴムをかけます。

 

同じ歯同士の上下フックにゴムをかけて矯正する方法です。

これは開咬と呼ばれる上下の歯が接してなく

噛み合わせが悪いため、同じ歯同士の噛み合わせを

密着させたい時に使われます。

 

顎間ゴムは正しく使用できればとても効果の高いですが、

しっかりと使わないと効果は得られません。

なのでしっかりと、医師の指示に従ってくださいね😌

サボったり、やめたりすると治療期間が伸びますので

正しい方法で治療を進めていきましょう!!