こんにちは。洛西口浅井歯科です。
毎日寒い日が続きますね(><)
今日は歯並びについてお話しようと思います。
そもそも歯並びとは、いつの段階で決まるのでしょうか?
歯の大きさと、顎の広さのバランスが取れていれば、本来であればどんな人でも綺麗に並ぶはずの歯。
そのバランスが生まれつき崩れていたり、生えてくる段階で変な方向へ生えてきてしまった場合に、
歯並びの不正が起こってきます。
ただし・・・
乳歯列や、永久歯の生え変わりが順調で、「きれいに並んだ!」と思っていても、
ある癖や習慣により、その歯並びに悪影響を与えてしまう場合があるのです。
例えば・・・
【指しゃぶり】
これはご存知の方も多いかもしれませんが、出っ歯の原因となってしまします。
小さなうちは無理に止めさせなくてもかまいませんが、
4歳を過ぎてもなくならない場合はやめる練習を始めましょう。
【舌のくせ】
舌を出すくせがある場合も要注意です。
舌で前歯が押され続けると、出っ歯や隙っ歯を引き起こす可能性があります。
また、大人も例外ではありません。
例えば・・・
【頬杖をつく】
ついついしてしまいがちな癖ですが、
これは歯や顎の関節に力をかけてしまい、顎の歪みや歯並びの崩れの原因となります。
【歯ぎしり・くいしばり】
夜間に起こりがちな歯ぎしりやくいしばり。
この時にかかる力は、なんと体重の2倍になることもあります。
多大な力がかかり続けることにより、歯のすり減りや倒れこみに繋がっていきます。
生まれ持った歯の大きさや顎の広さは変えることが出来ませんが、
将来的に起こりうる不安要素は取り除くに越したことはありません。
歯並びに影響を及ぼすような癖をお持ちの方は意外と多いので、
大人子供関わらず一度見つめ直してみると良いでしょう。